- 外国と比べると、「予防のためのメインテナンス」という意識の低い日本。
- データで見ると、その結果は歴然です。日本の80歳での残っている歯の平均はたったの5本。
- それに対し、アメリカやスウェーデンでは約20本と、その差はなんと4倍です。国民の5%しかメインテナンスを行っていないこの日本で、きちんとした原因への理解と予防法をお伝えし、実践して頂く事で虫歯や歯周病で悲しむ患者さまを、1人でも多く減らしたい!
- ほんの少しの意識と取り組みで、歯を失う本数を何倍も減らす事ができるのです。
- 歯が抜ける原因は、老化ではありません。虫歯と歯周病が大部分を占めており、特に歯周病は最大の原因になっています。
- 未来デンタルクリニックでは、きちんとした検査の後に、患者さまおひとりおひとりのデータを元にしたリスクにあわせた月1回~年2,3回の定期検診をおすすめしております。
- 歯周病は、痛みなどの自覚症状がないまま静かに進行していきます。そのため、知らず知らずのうちに歯を支える骨が溶かされ、気づいた時には手遅れになってしまう…というケースも多いのです。そして、一度治療をして治った後も、手入れが行き届かない所から再発しやすいのが特徴です。20歳以上の約8割の人が歯周病にかかっています。
定期的に専門家によるケアが行われるため歯周病や虫歯を予防する事ができる! | |
歯周病の原因となる歯周ポケット内のプラークや歯石を取り除く事ができる! | |
歯や歯周ポケット内のお掃除を行うためお口を清潔に美しく保つ事ができる! | |
トラブルが少なくなるため結果的に医療費も減り経済的! |
- 自分では清掃出来ない所の虫歯菌・歯周病菌を取り除き、汚れをつきにくくします。
(→PMTCについてはこちら) - 顕微鏡や細菌特定検査により虫歯や歯周病のリスクを測定します。
- 歯の清掃チェックをします。
- 噛み合わせのチェックをします。
- フッ素などの虫歯予防処置をします。
- よりよい健康な歯でいられるためのアドバイスを致します。
- 細菌は顕微鏡で確認することができるものの、その種類を特定する事は困難です。そこで必要となる細菌特定検査は、唾液をオーラルチェックセンターへ送付して、より高度な「歯周病原細菌」「虫歯関連細菌」検査を行うことができる「外注検査システム」です。
- 滅菌ペーパーポイントを歯周ポケットに10秒間挿入するだけの簡単な検査です。
- ※検査費や郵送費などは全て製品価格に含まれております。
- ポルフィノモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)
- 強い悪臭を放つ歯周病菌です。歯肉を構成するコラーゲン組織を分解したり、白血球がもつ細菌を食べる作用や殺菌作用を弱める酵素を持ちます。また、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かす内毒素を持ち、空気に触れると死んでしまいます。
- タンネレラ・フォーサイセンシス(Tannerella forsythensis)
- 歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)に生息します。細胞の外膜に内毒素、酵素を持ちます。
- トレポネーマ・デンティコーラ(Treponema denticola)
- 歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が深くなると増殖し、歯がなくなるまで住み着く歯周病菌です。歯周病が進行すると歯肉の中に入り込み、さらに血管の中に侵入し、歯周病の症状を急激に悪化させます。
- ミュータンス菌
- 生まれたばかりの赤ちゃんの中には存在せず、親などから感染すると考えられています。食品中の糖分から「不溶性グルカン」を作り、この成分が歯にくっつき、酸性の環境下で酸素や糖が全く無い飢餓状態でも酸を作ります。
- ソブリヌス菌
- 近年になって発見されたもので不溶性グルカンを作る能力、飢餓状態でも酸を作る能力が、ミュータンス菌以上に強いとされています。またミュータンス菌だけに感染している場合より、虫歯になりやすい菌とも言われています。
- ラクトバチラス菌
- 虫歯の中、詰め物の隙間などに隠れ、甘いものをえさに強い酸を作りだします。ミュータンス菌があけた穴をさらに広げて、虫歯を進行させる菌です。