☆衛生士がお送りするワンポイント講座①☆
-
こんにちは!今日は、スウェーデン型プラークコントロールについてお話しします♬
エチケットとして、毎日歯みがきをしている方は多いはず。
しかし、私たちが考えている以上に歯垢(プラーク)は取りにくい、とても厄介なものであることをご存知でしょうか。
毎日歯をみがいていても、正しい方法でなければなかなか除去することはできません。予防歯科の先進国であるスウェーデンで普及している歯みがきの特徴は、ワンタフトブラシをメインに使うという点にあります。
ワンタフトブラシとは、通常の歯ブラシではみがきにくい場所(歯と歯の間や奥面など)をみがくための歯ブラシで、先端が小さく、山切りにカットしてあります。スウェーデンでは抜群の効果を発揮しているというのですが、その方法は次の通り。
①赤い歯垢染色液で、歯を染める。(歯垢染色液は薬店などでも購入出来ます)
②赤く染まった『みがきにくい部位』を中心に、ワンタフトブラシで2分間みがく。
③残りの赤く染まったところを、いつものように歯ブラシで1分間みがく。この方法にするだけで、なんとプラークのみがき残しが半減するという結果が!!
さらにスウェーデン式歯みがきに加え、食後にはデンタルフロスで歯と歯の間を清掃することによりさらに効果アップ出来ます。ちなみに、プラークは食事をしてから4〜5時間後にできて、寝ている間に増えます。(寝ている間は唾液の分泌量が少ないため)
当クリニックでも、もちろんワンタフトブラシ・デンタルフロスをご用意しておりますので、正しい歯のみがき方はもちろん、ワンタフトブラシの毎日の使い方やアドバイスなどもさせて頂きます。お気軽にお声かけくださいね!
2014年01月31日(金曜日)19時16分